Slackの次に来るのは?リアルタイム音声翻訳ができるLarkに注目
いまLarkが熱い??
みなさん、Lark(ラーク)って知ってますか??
最近流行っている、いわゆる「次世代型コラボレーションスイート」、なんか良くわからない響きですが・・・簡単に言うとSlackとかTeamsみたいなコミュニケーションツールです。
主な機能はほぼSlackやTeamsのようなコミュニケーションツールと同じで、以下のような感じです。
- チャット
 - ドキュメント作成&クラウドストレージ保存
 - ビデオ会議
 - カレンダー
 - メール
 
あと、あわせて以下の機能が使えます。
- 無制限のビデオ通話分数(最大350名の参加者)
 - 無制限の検索可能メッセージ
 - 200GBのクラウドストレージ
 - 500GBのメール
 - 無制限のアプリ
 - 複数のチーム管理者
 - カスタマイズ可能なワークフロー
 
ちなみに上記の内容は無料でも利用でき、有料プラン(エンタープライズ)については要相談(別途問い合わせ)とのことです。
ちなみにエンタープライズだと上記の無料の機能に加えて、以下の機能も利用できるとのことです。
- 無制限のクラウドストレージ
 - 定義済みのSLAのある専属サポート
 
まあ、ほぼほぼ無料で使えます。
Larkの魅力的な点1:ビデオ会議でのリアルタイム翻訳機能
なんといってもこれに尽きるでしょう。
なんと!!Larkのビデオ会議には、リアルタイム翻訳機能がついています!!・・・ついにテクノロジーはここまで来たのか、、と使ってみて感動しました。
対応している言語は以下の通りです。
- 日本語
 - 英語
 - 中国語
 
対象の言語について、「音声言語」(入力)と「翻訳先言語」(出力)を設定することができ、リアルタイムで英語を日本語に、日本語を英語に翻訳することができます。ビデオ会議を一人で立ち上げても使うことができるので、ぜひこの機能を使って感動してみてくださいw
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Larkの魅力的な点2:豊富なアプリ機能
Slackなどと同様に、Larkには様々なアプリが存在し、業務に応じて利用することができます。
デフォルトの画面で表示されているものを見た感じ、以下のものが表示されていました。
- Google Analytics
 - Salesforce アシスタント
 - 承認
 - Lark Flow
 - 勤怠管理
 - Google Drive Connector
 - Asana Connector
 - Zoom Connector
 - 経費精算
 - 物品申請
 - 購買申請
 - 支払い請求
 - 休暇申請
 - 残業申請
 - 出張申請
 - 社印の申請
 
↓こんな感じ

基本的には他社の主要なアプリケーションのコネクタだったり、ワークフロー系のアプリがメインのようです。
まだいくつかのアプリを起動しただけの状態ですが、Lark Flow(ワークフローツール)はかなり便利そうな印象です。
あと、作りはそこまで丁寧ではない?各種申請系のアプリも、一般的な業務をだいぶカバーしているため、会社内の様々な業務アプリケーションをバラバラに管理するよりも、Larkに集約するという選択肢もあるかと思います。
かなり伸びる予感!でも現状ではまだユーザーが少ない?
具体的なユーザー数はわかりませんが、やはりまだ利用者数は少ない印象です。
せっかくのツールも社内を含め、取引先などで広く利用されることで初めて効果を発揮するものであるため、現状では業務で利用しようとすると、利用機会が限られてしまうかもしれません。
ただ、ITサービス等に関わっている人たちからLarkについて聞く機会が急激に増えており、恐らくあと1年、いや半年後くらいにはかなりのユーザー数になっているのではないかと、個人的には想像しています。
まずは個人でダウンロードしてみて、Larkのすばらしさを先取りしてみるのが良いのではないかと思います。

			
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