基礎から応用まで使える!SQL学習におススメの技術書を紹介!!

技術書レビュー

ITエンジニアに必須の技術、SQLの学習に使える技術書を紹介!!

SQLの学習方法には書籍の利用がおススメ!

既に何らかのRDBやDWHを利用している方がSQLの基本的な文法やデータ抽出方法を調べるためには主に以下の3つの方法があります。

  1. インターネットでSQLの利用方法に関する記事を探す
  2. SQLに関する技術書から学習する
  3. Udemyなどオンラインコンテンツを利用する

SQL自体は古くから存在する技術のため、ネット上にSQLに関する技術はとても多く、SQLに関する情報については基本的にはネット上にほとんどあります。

しかし、SQLには様々な方言が存在するため、特定のRDBサービスで実行できるSQLが必ずしも他のサービスで実行できる保証はありません。また、昨今はクラウドサービスのDWH(Redshift、BigQuery、Snowflake)等さまざまなサービスが生まれるとともに日々進化しているため、これらのサービスを利用している方についてはSQLの書き方はもちろん、データ分析手法についてもキャッチアップする必要があります。

各RDBやクラウドサービスの公式ドキュメント等を調べればSQLの仕様については記載されているものの、公式ドキュメントについては説明が複雑なものが多いため、なかなか理解するのが難しかったりします。(あとサンプルとなるデータやSQLが少ない場合が多いです)

上記の点からも、個人的にはSQLの学習については書籍の活用をおススメします。

SQLを学ぶために使える書籍3選

本記事では一般的なRDBやDWHを利用する方に対して、SQLの基本的な利用方法や、具体的なデータ抽出事例などを解説をしている書籍について、本ブログ著者の個人的な好みから3冊ほど選んでみました。

各書籍の特徴を整理してみたので、現在既にSQLを利用されている方や、これからSQLを覚える必要がある方はぜひ、本記事を参考にしていただけると幸いです。

集中演習 SQL入門 Google BigQueryではじめるビジネスデータ分析

SQLをこれから学ぶ方、もしくはSQL初心者の方向けの本として個人的に一番おススメの書籍です。タイトルに”BigQuery”と含まれるように、基本的にはBigQueryで利用するSQLについての説明をしている書籍ですが、SQLを一から学ぶ方については本書の内容でも問題ないかと思います。

集中演習 SQL入門 Google BigQueryではじめるビジネスデータ分析 できるDigital Camp | 木田和廣 | オンライントレード | Kindleストア | Amazon
Amazonで木田和廣の集中演習 SQL入門 Google BigQueryではじめるビジネスデータ分析 できるDigital Camp。アマゾンならポイント還元本が多数。一度購入いただいた電子書籍は、KindleおよびFire端末、スマートフォンやタブレットなど、様々な端末でもお楽しみいただけます。

著者はGoogleアナリティクス等を利用したWEBアクセスログ解析に精通している方であり、いわゆるエンジニアによって書かれた本ではないため、本書の内容についてはエンジニア目線ではなく、非エンジニアのユーザーに向けて基礎から誰でもわかるように丁寧な解説がされている点が特徴的です。

あと本書の特徴としては、サンプルのSQL実行のための環境構築の手間がほとんど必要ない点が挙げられます。特に初めてSQLを学習しようとする人にとっては、まずSQLを実行するための環境を作ることが非常にハードルが高いのですが、本書ではSQLを実行するための環境としてGoogle Cloud Platform(Google Cloudのクラウドサービス)を利用することで、ほぼ環境構築の手間を掛けずにすぐにSQLの学習ができる点も大きな魅力の一つです。

ちなみにタイトルに「ビジネスデータ分析」と入ってる通り、いわゆるエンジニアのためのSQLではなく、データアナリストのように組織のデータを利用して、例えばマーケティング活用のための分析やデータ可視化を行ったりするために必要となるSQLを学ぶための書籍になります。(入門としてはエンジニアでも利用できる内容です。)

達人に学ぶSQL徹底指南書 第2版 初級者で終わりたくないあなたへ

DBやSQLに関する書籍で有名なミック氏による書籍です。本のタイトルに「初級者で終わりたくないあなたへ」と書かれているように、SQL初心者向けではなく、中級者向けの本となります。

達人に学ぶSQL徹底指南書 第2版 初級者で終わりたくないあなたへ | ミック | コンピュータ・IT | Kindleストア | Amazon
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SELECT句の中でのCASE式の分岐の仕方やウィンドウ関数の細かい仕様や使い方の丁寧な説明などを始め、「SQLの達人」になるためのノウハウが盛りだくさんの書籍となります。基本的なテーブルの結合やウィンドウ関数の使い方を何となくできるようになったあたりで本書を読むと、より深くSQLを理解することができます。

ミック氏は他にも様々なSQLについての書籍を書かれていますが、基本的には中級者以上向けの本が多い印象です。SQLの入門書を読み終えたあとに、更にSQLについて詳しく知りたい方はミック氏の本に目を通すと、よりSQLやDBについての深い知識が身に付きます。

ミック氏著のDB、SQLに関するおススメ書籍
SQL実践入門 ──高速でわかりやすいクエリの書き方
達人に学ぶDB設計 徹底指南書
プログラマのためのSQL 第4版 すべてを知り尽くしたいあなたに

ビッグデータ分析・活用のためのSQLレシピ

本書の特徴としては、SQLの基本的な文法などは記載されておらず、具体的なデータ抽出事例やそのサンプルとしてのSQLのコードが非常に多く載せられている点かと思います。

例として、売上実績の集計については「日別の売上を集計する」というSQLから「月別売上の昨対比を求める」ためのSQLなど、顧客情報等のデータ分析としては「年齢別区分を集計する」ためのSQLや「(EC等への)登録からの売上を経過日別に集計する」など、実務上でのデータ分析に非常に多く利用されるデータ抽出例やそのサンプルのSQLを数多く記載しています

ビッグデータ分析・活用のためのSQLレシピ | 加嵜 長門, 田宮 直人, 丸山 弘詩 | 工学 | Kindleストア | Amazon
Amazonで加嵜 長門, 田宮 直人, 丸山 弘詩のビッグデータ分析・活用のためのSQLレシピ。アマゾンならポイント還元本が多数。一度購入いただいた電子書籍は、KindleおよびFire端末、スマートフォンやタブレットなど、様々な端末でもお楽しみいただけます。

もう一点特徴的なのは各サンプルSQLについて、PostgreSQL、Hive、Redshift、BigQuery、SparkSQLそれぞれで実行可能なSQLがそれぞれ用意されている点です。さすがに全てのサービスとまではいきませんが、これだけ多くのサービスをカバーしていれば、ほとんどのケースをカバーできるかと思います。

 

SQLはインフラエンジニアやデータエンジニア、データアナリストだけでなく、最近ではマーケターなど非エンジニアも日常的に利用する、非常に万能な技術となっています。既に業務でSQLを書いている方だけでなく、これからSQLに触れてみたい方も、ぜひ上記の本を手に取ってみて、SQLデビューをしてみてはいかがでしょうか。

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